兄貴、そう呼ばれるたび
疼きと快感が交錯する |
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『爪痕を残して』
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著者*
本庄咲貴 画*
藤河るり
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| あらすじ |
「俺たちはもう戻れないんだぜ、兄貴」
弟の清志はときどきわざと淳也を「兄」と呼ぶ。そして淳也は、熱い吐息とともに囁かれるその言葉に嫌悪と愉悦を感じずにはいられないのだ……。
理由もわからず陵辱されている淳也にとって、 父親の会社で経理をつとめる間だけが安息の時だった。だが、突然の異動で清志と同じ営業部になった淳也は、やり手の先輩に指導を受けているところを清志に咎められ、その先輩の目の前で犯されてしまう。離れたくても離れられない、背徳のロマンス! |
| ジャンル |
兄弟・サラリーマン |
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発行日
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2005/4/25 |
ISBN
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750-X |
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本庄咲貴
先生
コメント
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背徳な関係をテーマに書いた話です。弟の清志に陵辱され続け、戸惑いと屈辱を感じながらも、実の弟を愛してしまったことに気づき苦悩する淳也の様や、淳也をどんなに思い続けても弟としてしか見てもらえない清志の苛立ちと絶望など、すれ違う二人の恋模様を少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 |
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| 『爪痕を残して』本文抜粋 |
「なら、見せてあげますよ、本当の兄貴を」
「なに?」
眉を顰めた阿部に清志は不敵な笑みを向けた。次の瞬間、腹に清志の手が当てられたかと思うと体がふわりと宙に浮く。清志の肉棒を入れられたままでだ。
しかしそれは一瞬のことで、気がついたとき俺は椅子に座った清志の膝の上に抱きかかえられていた。抜け落ちそうになった清志の肉棒が椅子に座ったとたん、再び挿入ってくる。
「くっ…あぁっ……」
勢いをつけて座らせられた分、いつもより深くまで貫かれた気がした。
「あなたは幸せな人だ、副部長。兄貴のを生で見られるんだから」
身悶える俺の両足を清志が己の足を使って器用に開いていく。貫かれた快感に体が震えて、俺は足を閉じることができなかった。
これでは剥き出しの性器どころか、清志を呑みこんでいるところすら見られてしまう。 |
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「やめろ…清志……やめてくれ…」
俺はか細い声で何度も哀願したが、清志は足を閉じさせてくれない。それどころか清志は阿部を見つめたまま俺を見ようとすらしないのだ。
俺は…俺の気持ちなんてどうでもいいのかもしれない。ただ阿部に見せつけたいだけで…。
「ほら見えるでしょう。こんなに勃起させて、俺を美味そうに銜えてる淳也が」 |
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