何だよ似てるから
練習って!
強引にあんな
キスしてきて
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『いとしさの領域』
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著者*
宇宮有芽 画*
隆巳ジロ
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あらすじ
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相良大和は大学の博物館実習で、学生の中でも一目置かれる存在・中屋敷櫂と同じグループになった。
一方的に中屋敷の存在を認識していた大和は、有名人で容姿も成績も申し分ない彼と上手くやっていけるか自信がない。しかし、同じグループの女の子にはクールな中屋敷だったが、大和に対してだけは優しく気さくな態度。そんな中屋敷に、大和はいつしか無意識にひかれていき──。 |
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ジャンル
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同級生、片想い |
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発行日
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2004/12/25 |
ISBN
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718-6 |
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宇宮有芽
先生
コメント
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はじめまして、宇宮有芽と申します。
このたび、初めて本を出していただけることになりました。
真夜中に部屋でひとり「わーっ」とか「ぎゃあ」とか言いながら、好きの気持ちを上手く伝えられない二人を楽しくかかせていただきましたが、今はもう二人よりもわたしのほうがドキドキしております。
よろしければ手に取っていただけると嬉しいです♪ |
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| 『いとしさの領域』本文抜粋 |
「大和―――顔」
立ち上がりかけた中屋敷がくすり、と笑った。
「何……むっ」
ぐい、と中敷の指先に口元を拭われ、そのまま中屋敷はペロリと指を舐めた。唇の端に、クリームがついていたのだ。
「…………ごめん」
大和が恥ずかしくなって俯くと、中屋敷が呟いた。
「―――やっぱりちょっと、甘いかもな」
極上の笑顔でそんなことを言われて、心臓が爆発しそうになる。トレーを返却しに行く中屋敷の後をついて歩きながら、死にそうだ、と大和は真っ赤になった顔を必死で隠した。
これくらいのことで真っ赤になっていたらそのうち、大和の様子がおかしいことが絶対にばれる。嫌われたくないし、友達でいたいのに、距離をおくといっても加減が難しい。理性では感情をコントロールできなくて、身体が反応をするのを止められない。不器用な自分が恨めしかった。
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